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2012年 06月 18日
懐かしい人たちに、しかも偶然同じ週に再会しました。
1年半前に参加した、子育て支援プログラムのメンバーたちです。 その名も“ノーバディーズ・パーフェクト(完璧な親なんていない!以下NP)”。 区役所の子育て支援課主催の講座でした。 これは1980年にカナダで始まったプログラムで、 母親たちがそれぞれ抱えている悩みや関心について話し合い、 自分に合った子育てを模索していきます。 私がNPについて知ったきっかけは このプログラムを日本に紹介した三沢直子さんが書いた 「働くママ 専業ママ 子どものためにどっちがいいの?」です。 (著者の結論に賛成かどうかは別として、 内容はとても興味深いので、一読の価値アリ!) 全6回の講座に集まったのは12名。 半数以上が初めての子育てを経験中の母親たち、 残りは私のような上の子が幼稚園くらいで まだまだ手のかかる年齢という人たちでした。 保育付き講座なので、子連れでも同じ区役所内にある遊び場で 預かってもらえるというのも魅力でした。 私自身は初対面の人と話すのも苦手ではないし、 今まで色んな講座に顔を出してきたので、 こういう場には慣れていました。 でも、「かなり勇気を出してやってきた」というママさんも いらしたようです。 このプログラムのいいところは、司会進行を務める “ファシリテーター”はあくまでサポートに回り、 参加者が課題を決めて、自由に話し合えることです。 初回のときにブレーンストーミングで案を出し合い、 話し合いたいことを全6回分考えました。 普段のママ友たちとの会話というのは、 世間話メインで(またそれが貴重な情報交換の場となっている訳ですが) 脱線にまた脱線を繰り返していきがち(笑)。 決めた課題についてとことん話し結論を導き出す、という機会は ほとんどないので、講座での話し合いはとても貴重な時間でした。 一番盛り上がったのは、 “夫にもっと育児・家事に協力してもらうためにはどうしたらいいか?” といった課題だったと思います。(予想通り!(笑)) それも普段だったら、愚痴の言い合いになりかねない話題ですが、 たくさんの具体案を出し合ったのでした。 毎回、たくさんの気づきと共感、自省のあったこの講座。 子どもを預けて自分の時間を持てるということにも 自分を含め参加者の皆さんは喜びを見出していました。 嬉しい再会というのは、先日区役所に行ったときに 講座のファシリテーターだった職員の方に声をかけられたのです。 自分のことを覚えていてもらえたのが、とても嬉しかったです。 また同じ週に、子どもを児童館に連れていったときに 児童館職員として働いていた講座の参加者ママさんに ばったり会ったのでした。 懐かしくなって、講座の資料を読み返してみると “問題解決の4つのステップ”という手法を 何度も参加者同士で実演したのを思い出しました。 簡単にご紹介すると・・・ ◆できごと・問題 (ex.私がストレスを感じる) ◆どうしたいのか? (ex.ストレスを感じるのはどんな場面・状況か?) ◆なぜそうなるのか? (ex.なぜストレスを感じるのか?) ◆どうしたらいのか?(ex.ストレスを減らすにはどうしたらいいのか?) これらを具体的に書き出すことで、 直面している問題を明確にし、解決策を考えるというやり方です。 これだけみると「なんだ、大したことじゃないじゃないか」と思いがちですが、 実際にこのステップを踏んでみると、普段は色んなことから目を背け、 目の前の出来事だけを見て過剰反応していたりすることに気づきます。 子育てにおいて壁にぶつかったとき、ストレスを抱えたとき この4つのステップにのっとって解決の糸口を見つけてみればいい。 2人との再会を通じてそのことを思い出し、気分が軽くなりました。 しかもこの4つのステップ、子ども同士のケンカにおいても使えます。 わが子たちに問いかけてみると、本人たちで解決策を考えることが できることもありました。 完璧な親なんていない! このメッセージがより多くの母親たちに届けられたら、 子育てで悩むママたちの気持ちがどんなに楽になることか。 閉塞感による悲しい子どもへの虐待だって防げるかもしれません。 もしNPにご興味のある方は、区役所の子育て支援課などに 直接問い合わせてみるといいかと思います。 (私は実際にそうやって参加に至りました^^)
by tonarinototosan
| 2012-06-18 21:37
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